32歳地元の産婦人科へーこれまでの治療歴①ー
◯2013年 地元の婦人科へ
不妊治療に足を踏み出せば、その向かうべきゴールは「出産」となる。
痛みを伴う出産が恐怖でしかない私は、不妊治療を調べることにも大きな抵抗があった。
しかし、周りは妊活を意識し出している。夫も何となく子作りに積極的な様子。
そんなこんなで、ある日ふと思い立ち、地元の産婦人科へ赴いた。32歳の頃だったと思う。
とりあえず、妊娠成立のメカニズムだとか、タイミングの取り方だとか、少しくらい基本情報をもっていてもいいような気がしたからだ。
漠然とした目的での来院だったが、私は夫に付き添わせた。
妊娠で大変な思いをするのはやはり女性だし、夫はとにかく呑気な人だし、優しくはあるが想像力に欠けるところがあるし…。とにかく夫婦の問題として捉えてもらうためにも同伴がベストと考えたのだ。
◯診察
結論から言って、何も分からなかった。卵胞の様子、子宮筋腫はなさそうだとことを簡単に教えられた。積極的な妊活は半年くらい様子をみてみてから考えてみては?とのことだった。
夫に負けず劣らず呑気な私は、診察のあまりのテキトーさに、かえって安心してしまった。
まぁ、そのうち子どもができるかも。できたら仕方ないから評判のよい病院で無痛分娩しよう。痛いのは嫌だけど。
そんな感じだったと思う。