36歳 東京HARTクリニックで 不妊治療

ただ今、体外受精に挑戦中

卵管造影?通水検査 ?その痛みは?ー東京ハートクリニック 通院3回目ー

◯卵管造影と卵管疎通性検査(通水検査)

2017年8月26日  夫と来院。

通院3回目のこの日は、卵管疎通性検査の日だった。いわゆる、通水検査だ。卵管の詰まりを診るこの検査。とにかく評判が悪い。痛い!ともっぱらの評判だ。

 

私は前の病院で卵管造影をやっていない。恐怖心に打ち勝てず、この検査を避けてここまで来てしまった。(こちらを参照→  http://peachpit90210.hatenablog.com/entry/20180227/1519692578

 

しかし。

ハートクリニック初診時。

卵管造影をやっていない私は、当然のように通水検査(東京ハートクリニックは卵管造影ではなく通水検査を採用している)の予約を入れさせられた。"させられた"なんて表現は失礼かもしれないが、ここではいろいろな検査が躊躇なぬ押し寄せて来る。後から分かったことだが、1周期も無駄にしないのがこのクリニックのポリシーのようだ。

 

◯卵管の詰まりを調べる

卵管造影も通水検査も、卵管に詰まりや癒着がないかを調べる検査である。

詰まりが無いに越したことはないが、もし詰まりあっても、軽い詰まりであれば検査の際に通る場合が多い。また、全く通っていない場合には、治療を行ったり、体外受精から治療を進めることで問題はクリアになる。ただし、ここで注意したいのは、ピックアップ障害の有無についてはこの検査では分からないことだ。

 

不妊治療とは不妊の原因を消去法で探りながら進めるものなのだと先生は仰っていた。

様々の検査や治療をする中で、不妊の原因を探っていくことになるが、時間に猶予はない。このクリニックはそういった観点から、サクサクと検査を進めるのだろう。

 

◯卵管造影と通水検査

卵管造影の場合、造影剤(ヨード)を子宮内に注入し、レントゲン撮影し、卵管の状態を見る。

東京ハートクリニックでは、このレントゲン撮影の際、微量であれ被曝の可能性があるため卵管造影検査は扱っていないそうだ。

 

通水検査は、文字通り卵管に水を通し、状態を確認する方法。説明してくれた非常勤の男性の先生は、卵管造影より通水検査のほうが痛みは少ないと言っていたが、実際のところは分からない。

 

少なくとも、被曝を避け、痛みも少ないのであれば通水検査で十分と私は感じた。(少しでも痛くない検査がいいに決まってる。)

 

◯検査の実際

重い生理痛とドーンとした圧迫感、そしてツーンとした痛み。

ネットのみなさんの言う通りだった。

結構痛い。またやりたいかと聞かれれば、やりたくない!との答えるだろう。

 

でも、おそろしく恐怖心の強い私でもなんとかなったので、世の中の皆さんは、おそらく余裕なのではないかと思った。

ちなみに卵管が詰まっていると痛みが強くでるのは、卵管造影も通水検査も同じのようだ。私は詰まりがなかったので、痛みが少なめだったのかもしれない。

 

◯卵管造影・通水検査の副産物

これらの検査には嬉しいおまけがついてくる。

検査のおかげで卵管の軽い詰まりが通り、妊娠しやすくなるのだ。

ドクター曰く、効果は半年ほど。痛みに耐えた甲斐があるなぁと検査も無事済んだ私はしみじみ思った。(結局私はその恩恵にあやかれなかったが。)

 

◯結論

通水検査はなんとか我慢できるレベルの痛さだと思う。

恐れずに検査を受け、副産物を受け取ろう。