36歳 東京HARTクリニックで 不妊治療

ただ今、体外受精に挑戦中

月経の変化・タイミング法のことーこれまでの治療歴④ー

◯35歳からの生理の変化

実はこのころ、気がかりなことがあった。それは、生理がやけに長引くようになったことだ。

これまでは、2日目あたりから本格化し、3日目・4日目に量が最大に。その後、徐々に減っていき、6日目にはほぼ終わるという、教科書通りの優等生だった。

ところが、35歳前後から、出血が本格化するまでの時間が長くなった。だいたい5日目、下手をすると6日目にやっと量が増えるというようなこともあった。そして終わるのは9日目。

これが苦痛で仕方ない。早く終わってスッキリしたいのだ。

 

◯お医者さんの見解(2016年10月)

お医者さんは、プロラクチンが出過ぎていることが原因ではないかと考えたようだ。それと、加齢。ただ、このような生理の変化は大きな問題ではないとのことだった。

カバサールとスプレキュアを服用しながら、タイミング法からスタートしましょうとのことだった。このころは妊娠よりもだらだら続く生理を改善したくて仕方なかった。

 

◯タイミング法 5ヶ月

結局、何となくこの病院に5ヶ月以上通った。不妊治療としては足踏みになってしまったかもしれないが、自分の体、女性の体について学ぶよい機会となった。

ホルモンによる内膜の変化、基礎体温の上昇・下降と、人間に備わっている機能の正確さに驚いた。自分の体を見つめることができ、とても興味深かった。

なかなか踏ん切りをつけられない性格の私にとって、この期間は、この後始まる高度不妊治療に向けての助走だったように今は思っている。

 

◯何もしない半年(2017年2〜7月)

結局、生理は改善されず、妊娠する気配も皆無だった。この産婦人科でできる検査は残すところ卵管造影となり、分かることも少なくなってきた。新しい知識が得られなくなると、病院に通うのが億劫となり、さらに痛いと噂の卵管造影を勧められるのも嫌で行くのをやめてしまった。

そして、この後の約半年間、タイミングも意識せず夫婦生活を送っていた。我が家はいわゆるレスではないので、そのうち自然妊娠するのでは?できたら仕方ない、産むかー。とまだこのころも思っていた。