初めての人工授精 -東京ハートクリニックでAIH①-
◯人工授精まで
2017年9月21日(D11)
東京ハートクリニックへ。通院4回目。
超音波検査にて内膜の厚さと卵胞チェック。
その後、先生との話で5日後の9月26日(D16)に人工授精を受けることになった。お盆をはさんだものの、通院開始の次の周期にはもう人工授精。1周期も無駄にしないのはさすがだ。
◯東京ハートクリニックにおける人工授精の妊娠率
先生の話によると、1周期あたりの妊娠率は約8%で、人工授精を受けた人のうち20%から30%が妊娠に至っているという。また、人工授精を受けて妊娠した人のうち80%が4回目までに妊娠しているという。逆に、5回目以降からの妊娠はぐっと減り(グラフで見るとほとんど無いに等しかった)、少なくとも6回を過ぎたら、ステップアップが望ましいとのことだった。
私も夫も、人工授精をすればすぐに妊娠に至るだろうと思っていた。なんなら1回でできちゃうのではないかとさえ思っていた。
もちろん、体外受精など毛頭考えていなかったため、最悪でも人工授精を6回試して、それでも妊娠しなければ、治療は終わりだね!などと気楽に話していた。
◯人工授精当日
2017年9月26日(D16)
まず、指定された日時に前に他院で処方されていたスプレキュアで卵胞の成長と排卵を促した。
そして迎えた当日。
7:30
夫が自宅で採精。
男性不妊検査の時と要領は同じだか、初めての人工授精でかなり緊張したようで、上手に全量を容器に収められなかった模様。
所在無げな夫に労いの言葉をかけた。そして受け取った容器を紙袋に入れ、バッグに詰める。
9:10
東京ハートクリニックへ。待っている人はたったの1人。いつもながら、空いている。
受付を済ませ、夫からの預かりものを指示された方法で提出。この後、洗浄等の処置があるため、一旦外出することにした。
スタバで待つこと1時間ちょっと。呼び出しの電話が掛かってきて、クリニックへ戻る。
11:00
呼び出し音が鳴り、トイレを済ませて処置室へ。
この日は非常勤の男の先生が担当だった。何の痛みもなく、処置はすぐに終わった。(実は2回目以降は毎回痛みがあった。特にAIH2回目、女性の先生に変わって最初は痛みがひどかった。女性の先生曰く、私の体の構造上、器具が入りづらいそうだ。なので、この1回目の痛みの無さが後から逆に心配になった。詳しくは後日詳しく書こうと思う。)
その後、この男性医師からお話を伺う。
今回は精子の状態が検査の時より良くなかったようで、さらに卵胞も小さめの18ミリ。
先生の口調は、今回の成功はすでに難しそうな物言いだった。
看護婦さんからは薬の説明と今後のスケジュールを伺う。まずフロモックスという抗生剤をお昼から飲み、28日からはプレマリンとプロベラを服用するとのこと。この2つの薬はどちらも着床しやすくするためのものだそうだ。
11:20
お会計の呼び出し。お会計44000円を払った。やはり待合室には2、3人しかおらず、待ち時間が少ないという話は本当だと実感。
そして、何の違和感もなく、職場へ向かった。