東京ハートクリニックを選んだ理由
◯なんとなく。なのに、東京HARTクリニック
高度不妊治療の専門クリニックに行くという考えは毛頭なかった。ただ、友達がこの病院に通い、頑張って妊活していたので、話はなんとなく聞いていた。
何もしない期間も特に焦ることなく、夏の南ヨーロッパへの旅行の計画ばかり立てていた。毎年恒例の海外旅行が私たち夫婦の仕事へのモチベーションなのだ。
ところがふと、本当にふと、何の気なしに友人の通う病院が気になった。7月の半ば過ぎ、大きな仕事がひと段落した頃だった。7月8月は比較的休みやすく、旅行に重なりさえしなければ通院も可能だ。
そこで、その友人に連絡を入れ、通ってる病院について聞いてみた。
◯治療費は高いが待ち時間は超短い
友人曰く、東京HARTクリニックは治療費が他よりだいぶ高い。
でもとにかく待ち時間が短い。夕方6時までやっていて、土曜日の診療もあるのがいい!という話だった。
平日はまず休むことのできない仕事なため、夕方も土曜日もやっていることは大きかった。
また、万が一どうしても平日にしかできない治療があって時間休を貰うとしても、大急いで職場へ向かわなくてはならないため、待ち時間が短いのは大きな大きなメリットだった。
お金持ちの友人をして治療費が高いと言わしめるには相当なものだろうから、そこは覚悟が必要だが、だからこそ通う人も少なく待ち時間も短いのだろう。
通い始めるなら時間のある7.8月がチャンスかもしれない。
そんな感じで駆られるようにして、東京HARTクリニックに初診の予約を入れた。初診の予約は予想に反してすぐに取ることができた。
そして、勉強不足の私は、このクリニックが世界レベルの技術をもった病院だということも、高刺激の誘発を行うクリニックの中でも特に高刺激を得意とするクリニックだということも知らず、東京ハートクリニックに通いだしたのだ。
(私がそれらを知ったのは、失礼ながら、体外受精の治療が始まってからだった。)